---------------------------------------------------------------------------- 【  曲 名  】ヴィブラフォーンとピアノのための音楽/ Music for Vibraphone and Piano 【 作曲者名 】入野義朗/Yoshiro Irino 【 作詞者名 】なし 【データ作成者】窪田 洋(TBE00266) 【 データ形式 】MIDI Format 1 Timebase 120 (CAKEWALK PRO for windows) 【 対応音源 】SC-88 【 圧縮形式 】LHA 【 出 版 社 】音楽之友社 ---------------------------------------------------------------------------- 入野義朗さんの 1961 年(ベルリンの壁が築かれた年ですね)の作品です。 12音列を採る、変拍子、不協和音だらけの曲ですが、ピアノとヴィブラフォンの音 色の対比、緩急各部分のバランスなど 変化にとみ、よく構成された音楽なので、現 代作品としては、比較的親しめる曲だと思います。 音楽芸術の巻末付録についていた楽譜を持っていて、どんな響きになるのか、一度聴 いてみたいと思っていました。DTM向きの適当な曲を物色していて、1)ヴィブラ フォーンとピアノという組み合わせがおもしろい 2)どちらの楽器もいわゆる鍵盤 打楽器なのでエクスプレッションだの、モジュレーションだの、難しいことを考えな いでよさそうである 3)楽譜にテンポ、強弱の指示が克明にされており、何も考え ないで、そのまま入力すればとりあえず完成できる という理由から、DTM入門用 に恰好と考え、試してみました。 DTM第1作、実際に演奏を聴いたことがない曲なので、いろいろおかしな所がある のではないかと思いますが、忌憚のないご批評、アドバイスなどをいただければ幸い です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− SC88専用データです。SC88と他のGS音源では、GSコントロールパラメー タの設定と音色の変化に、かなり差があるようです。SC88以外のGS音源ではピ アノの高音部及び低音部は聴くにたえない音となります。他の音源でお聴きになる場 合は、お手数ですが、以下の通りコントロールパラメータを修正してください。数値 はすべて十進です。 TRACK 4 CH 2(PIANO HIGH) MEAS 1 SC88 OTHERS CUTOFF FREQUENCY(NPRN LSB 32) 62 → 48 ATTACK(NPRN LSB 99) 66 → 58 TRACK 6 CH 4(PIANO LOW) MEAS 1 SC88 OTHERS ATTACK(NPRN LSB 99) 67 → 64 音色関連のコントロールパラメータの設定は各トラックの MEAS 1 でまとめて行って います。MEAS 1 を開き、上記の NPRN の直後の データエントリー(CONTROL 6 )の 値をいじってください。この他にも、変えた方がよいパラメータがあるのかもしれま せん。お好みで、適当にやってみて下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                                  窪田 洋